「夏休みの宿題」ササっと終わらせる派が9割! イマドキの小学生が“計画的”なワケ

公開日: 更新日:

 子供の夏休みもカウントダウン。今から慌てて宿題に手をつけるのが晩夏の風物詩かと思いきや、イマドキはかなり“計画的”みたいだ。

 イオレの「夏休みの宿題・過ごし方に関するアンケート」(小学生の子供がいる651世帯対象=10日公開)によると、9割近くが夏休みの終わりに慌てることなく宿題を終えており、「ノープランで最後に慌てて」は7.7%、「全部終わらせることができないまま新学期を迎える」は1.2%だった。

 間際になって波平さんに叱られるカツオ君のような子供は、もはや“絶滅危惧種”なのか。

「コロナ禍もあって、中学受験させる家庭が増えたことも影響しているようですね」と、生活経済ジャーナリストの柏木理佳氏がこう言う。

「夏休みの宿題より塾を優先させる親も多いですし先生も考慮してくれるようになっている。明らかに宿題の量が減って簡単になったように感じます。コロナ禍で外出もままならなくなって、自由研究も〈自宅で無理せずできること〉などとハードルが下がっている。極論ですが、スマホで検索すれば宿題の答えは分かる。昭和の時代より早く済ませられるわけです」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い