焦る岸田首相 国会“開店休業”批判され逆ギレ!チンタラ地方視察は空回り、やること全て裏目
「打つ手はしばらくない」
岸田首相周辺が頭を抱えている。
共同通信が8、9日に実施した世論調査は、安倍元首相の国葬を終えて10日以上経ったにもかかわらず、内閣支持率は前回の40.2%から35.0%へと続落した。衝撃的なのは、旧統一教会絡みの質問で世論の批判が、より厳しくなっていることだ。自民党の点検・調査について「不十分」が83.2%、細田衆院議長の説明は「不十分」が87.0%、山際経済再生担当相は「辞任すべき」が62.7%だった。
「世論調査で8割を超える数字は、そう簡単に出るものではない。自民党支持者でも『不十分』が7~8割となっているのはつらい。じっと耐えるしかないが、耐えていれば嵐が過ぎ去るのかどうか。先が見えなくなってきました」(自民党中堅議員)
旧統一教会問題について自民党は先月30日に点検漏れ議員を追加発表し、細田も追加で2度目の点検ペーパーを出した。山際氏は旧統一教会との接点について、記者会見のたびに釈明している。それでも世論の納得は得られていない。