自民・世耕参院幹事長の呆れた変節ぶり「賛同議員は一人もいない」から「サインするレベル」のなぜ
旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の友好団体が国政選挙で自民党国会議員に事実上の「政策協定」となる推薦確認書への署名を求めていた問題をめぐり、自民党の世耕弘成参院幹事長がBS番組で語った発言が注目を集めている。
自民党国会議員の推薦確認書への署名をめぐっては、大串正樹副デジタル相が26日の衆院厚労委員会で、2021年衆院選前に署名したことを認めたほか、他にも複数の議員が署名していた可能性が指摘されている。
これについて、世耕氏は26日に出演したBS番組で、「憲法改正しましょう、家族を大切にしましょうと当たり前のことが書いてある」「党の政策と反していなければ、選挙で猫の手も借りたいような議員はサインするレベルだ」と言い、理解を求めたのだが、この発言が報じられると、ネット上では《おいおい》、《なんか発言が変わってないか》などと批判の声が相次いだ。
というのも、世耕氏は6日の参院本会議で代表質問に立った際、旧統一教会について、「『日本人は謝罪を続けよ』と多額の献金を強いてきた団体」と表現。さらに「この団体の教義に賛同する我が党議員は一人もいない。我が党の政策に教団が影響を与えたことはない」と強調していたからだ。
このため、SNSなどでは、《「この団体の教義に賛同する我が党議員は一人もいない」が、なぜ、「選挙で猫の手も借りたいような議員はサインするレベル」となるのか》、《すべてではなくとも、一部の教義に賛同したからサインしたんでしょ。それも複数いますが…》などと総ツッコミ状態となった。