松原英多
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松原英多医学博士

1931年6月25日、東京生まれ。医学博士。エビス診療所院長。日本テレビ系「午後は〇〇おもいッきりテレビ」のホームドクターとしても活躍。新著「91歳の現役医師がやっている 一生ボケない習慣」(ダイヤモンド社)。

認知症リスクと闘うにはたんぱく質 卵はコレステロールを怖がらずに食べる

公開日: 更新日:

 慶応義塾大学医学部百寿総合研究センターの新井康通教授らが、日本の100歳以上の「百寿者」を調べた研究では、百寿者にはしっかり食べて栄養素をまんべんなくとる人が多く、体重1キロあたりの摂取カロリーは平均30キロカロリーで成人と同レベルだったそうです。

 なかでも増やしてほしいのが、たんぱく質の摂取。認知症リスクと闘う高齢者の補気に欠かせないのは、たんぱく質なのです。百寿者の血液を調べてみると、たんぱく質の摂取量と相関する「アルブミン」の値が高いという特徴があります。

 5大たんぱく源のなかでも、いちばん手軽に食べられるのは、卵でしょう。物価の優等生と呼ばれるほど安価でもあり、家計に負担をかけないのも助かります。卵は、たんぱく質以外にも、ビタミンA・ビタミンB群・ビタミンD・鉄・カリウムといった必須の栄養素が含まれており、「完全栄養食」とも呼ばれています。

 また、卵黄に含まれる「レシチン」は、脳内で神経細胞が情報をやりとりするときに使われる「アセチルコリン」の原料でもあります(レシチンは、大豆にも含まれています)。アルツハイマー型認知症では、このアセチルコリンの減少が確認されています。

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