米国の路上に「アリゲーターが捨てられている」 匿名の通報者が実は捨てた張本人だった!
「アリゲーターが捨てられている」──そう通報してきた“善良な市民”が、実は捨てた張本人だった。
1月15日夜、米ニュージャージー州のネプチューン・タウンシップ警察に、「体長90センチほどの若いアリゲーターが、路上にプラスティックのコンテナに入れられて捨てられている」という通報があった。
アリゲーターは駆けつけた警察官に保護され、モンマス郡動物虐待防止協会(MCSPCA)で一時的に飼育されることになった。
通報は匿名だったが、MCSPCAは通報者が同州アズベリーパークに住むエンジェル・ロザリオであることを突き止め、さらに実際はエンジェルとサビオン・メンデスが飼い主で、道路に捨てた張本人であることを突き止めた。
アリゲーターはもともとはサビオンがペンシルベニア州で開催された爬虫類関連のイベントで購入。150ガロン(約567リットル)の水槽に入れて飼育していたが、アリゲーターが原因で複数回、賃貸アパートから立ち退き処分を受けた。
エンジェルはサビオンの知り合いで、苦境を見るに見かねて、アリゲーターを引き受けることにした。