侍ジャパン快進撃で今年の花見は“狂乱の宴”に? 東京都は自粛要請せず3年我慢の反動か
都内ではマスクを外す人も桜の花もチラホラ。脱コロナと、WBC準決勝進出を決めた侍ジャパンの快進撃も手伝って、今年の花見はものすごいことになりそうだ。
屋形船東京都協同組合担当者は「この3年は、お花見シーズンでもほぼゼロの状況だったんですが」とウキウキした口ぶりでこう話す。
「お客さんも待ちに待ったというか、問い合わせはひっきりなし。コロナ禍以前のピーク時と比べて5~6割ぐらいに戻ってきています。日本のお客さんはもちろん、最近は欧米のインバウンド需要が目立ちますね」
3月23日~4月2日の夜は混み合っている状況で予約が埋まりつつあるというが、「平日の昼間ならまだ空きがありますよ」と前出の担当者。
ホットペッパーグルメ外食総研(リクルート)の外食市場調査(14日発表)によると、今年の花見への参加回数の見込みは《昨年より大きく増えそう》+《昨年よりやや増えそう》の“増加派”が計16.3%で、2013年の調査開始以来、最高の割合に。8割以上が《昨年と変わらない》と回答しているものの、花見で酒盛りが復活するのは間違いない。