富士山が見える静岡競輪で2安打マイナス…山盛りのおでんを食べながらしょんぼり
静岡編(1)
日本広しといえども富士山が見える競輪場、いやギャンブル場は静岡競輪しかない。通称FUJISAN BANK。1センターから見る富士山は頂上からすそ野まで目の前に広がり、我々は富士に見守られながら車券を買うことになる。いいね、3つ。
静岡競輪は全国の競輪場でもっとも入場者数が多い。2月9~12日の日程で開催されたGⅢ記念競輪は4日間で約1万4000人を数え、参戦した最終日は5500人の老若男女で場内はあふれ返った。活気がある。
ここでは食べるものが決まっている。1センター裏の寿し政で握り寿司かちらしを。この日のチョイスは鉄火丼。赤身が十数切れ、山盛りで赤身をかき分けないとご飯にたどり着かない。
小腹がすいたら1コーナー裏の売店でご当地グルメの静岡おでんを食べる。名物は牛の肺を煮込んだふわ。これを味噌ダレで。フワッフワして肉の臭みがなく、甘さ控えめの味噌がオツ! ふわは市内のおでん屋でもあまり見かけないから、競輪場で食べるに限る。
決勝の最終日は初っぱなはよかった。競輪場に着いてソッコーで車券を買った5R。先行の目標がある②保科千春か③佐藤礼文のどちらかが恵まれる。頭は②と③でOK。2着、3着に⑤⑦⑨を加えたフォーメーション24通り各200円を買ったら、結果は③⑨②、3連単1万10円をゲットー。簡単に当たっちゃったなと拍子抜けの気分。このまま全的中しそうとおバカな妄想が広がったのだった。
でも、やはり甘くない。11Rまでハズレまくった。荒れたのは10Rだけ、何を買ってもチグハグ、人気サイドのレースも車券をまとめることもできず。