顔文字使うだけでバカにされ…おじさん受難の時代を生きる「たったひとつのコツ」
「おじさん」受難の時代らしい。
「週刊SPA!」が23日付で配信した《なぜ「おじさんは叩いていい」と思われるのか?》と題した対談記事も、ネット上で議論になっていた。
その記事中で、男性学が専門の社会学者・田中俊之氏は「理不尽なおじさん叩きが目立ちます」と指摘していたが、確かにそうか。
若手社員を和ませようとメッセージに顔文字を使うだけで「おじさん構文」とバカにされたりする。昨年あたりから、やたらと耳にする「おじさん構文」とは、中年男性がSNSなどで使いがちな言い回しのこと。《お疲れサマ~》とカタカナを使って語尾を伸ばすのもおじさんくさいらしい。理不尽じゃないか。
中堅メーカーに勤める40代男性は「お仕事ドラマなんかでも、《これはセクハラじゃないよね》なんて部下の顔色をうかがう中年上司が出てきがちでしょ。周囲のバッシングを恐れてビクビクしているおじさん役を見ていると、《まるで会社の俺だな》と切なくなりますよ」と苦笑する。
今どきはセクハラにパワハラと、至る所に“地雷”が埋まっているせいで、「妙に萎縮しちゃっていますよね」と、ある大手企業の人事担当者がこう明かす。