Booking.com、Agoda…旅行予約サイトはココが落とし穴 年末年始の駆け込みは要注意

公開日: 更新日:

 ブッキングドットコムやアゴダなど海外に本店がある旅行予約サイトは、旅行会社ではなく予約プラットフォームである。そのため、規制する法律もEUのデジタルサービス法だ。当然、旅行者は日本の旅行会社に適用される旅行業法で保護もされない。

 日本の旅行会社経由の予約とはまったく違うものであることを念頭におきたい。

 アゴダのHPにある「アゴダ プラットフォーム・ツー・ビジネス苦情処理年次報告書」をみると、2022年の1年間で受理された苦情は20万9944件。

 うち2%の年間4198件が上記のような閉業や予約ができていないなどの「物件状況・内容関連」の苦情があった。言葉も十分伝わらない旅行先で、宿泊トラブルが起きたら焦ってしまう。この落とし穴に陥らないためには、利用者の「ひと手間」が大切だ。
 
 予約する時、直近の口コミの有無を確認する。頻繁に口コミが投稿されている宿は、それだけ閉業リスクは小さくなる。予約した後でも宿泊前日までキャンセル料無料の場合も多い。そこで予約した後、宿へ問い合わせフォーマット、Eメールで連絡してみる。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  2. 2

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  3. 3

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  4. 4

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  5. 5

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  1. 6

    三山凌輝活動休止への遅すぎた対応…SKY-HIがJYパークになれない理由

  2. 7

    所属先が突然の活動休止…体操金メダリストの兄と28年ロス五輪目指す弟が苦難を激白

  3. 8

    大阪万博は値下げ連発で赤字まっしぐら…今度は「駐車場料金」を割引、“後手後手対応”の根本原因とは

  4. 9

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  5. 10

    国民民主党・玉木代表は今もって家庭も職場も大炎上中…「離婚の危機」と文春砲