ガァガァ!ブラジルの刑務所でガチョウが脱獄を監視、番犬より安上がり説

公開日: 更新日:

 ブラジルのある刑務所が、服役囚の脱走防止のために飼っていた番犬をガチョウに代えて注目を集めている。

 話題になっているのは、ブラジル・サンタカタリーナ州フロリアノポリス近くの刑務所。内柵と外壁の間の敷地をガチョウが番人として巡回している。写真はそのひとコマだ。

 ガチョウの聴覚は非常に優れていて、奇妙な音を感知するとガァガァと大きな鳴き声を立てて人間の警備員に警告するという。

 この刑務所にも、もちろん最先端の検知システムが導入されており、服役囚がそれをかいくぐり脱獄するのはほぼ不可能だ。それでも故障などによるシステムダウンに備えて、バックアップでアナログな検出システムも用意しておく必要がある。通常は看守と番犬がその役を担うが、この施設ではガチョウが導入されているというわけ。

 ガチョウは番犬と同じくらい脱走防止の効果があるうえ、維持費が犬より安いという。それにいざとなったら食用にもできる? まあ、犬を食べる文化の地域もありますが。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波