著者のコラム一覧
髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

松本人志さんが週刊文春を名誉毀損で提訴…勝訴なら損害賠償は過去最高額級に?

公開日: 更新日:

 この裁判で文春の責任が認められるか否かは、記事の内容が真実であるか否か、また、記事にした内容を真実だと信じるのが相当といえる程度に週刊文春側が取材を尽くしたといえるか否かによることになります。

 この事実関係を明らかにするために、松本人志氏本人、性被害を受けたと主張している女性、松本人志氏と共にいたとされる芸人の方々ら相当多くの方が、証人として裁判所に行くことになると思います。

 ところで、このトラブルでは注意しなければならないことがあります。それは、性暴力被害を告発した人がネットなどで特定され私生活が暴かれたり、誹謗中傷されるといった2次被害の問題です。こうした2次被害の加害者も刑事罰を受け、また多額の賠償請求を受ける可能性がありますから、何げない投稿やリプライなどには常に気をつけなければなりません。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  3. 3

    サントリーHD会長を辞任!新浪剛史氏の意外な私生活、趣味は「極妻」鑑賞と…違法薬物めぐり家宅捜索

  4. 4

    佐々木朗希に浮上「9月にもシャットダウン」…ワールドS連覇へ一丸のドジャースで蚊帳の外

  5. 5

    ドジャース大谷翔平に深刻な疲労蓄積…安打も本塁打も激減、「明らかにスイング鈍化」との指摘も

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    サントリーHD新浪会長宅ガサ入れはすでに噂されていた? 報道より1週間先行していたX投稿に注目集まる

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  4. 9

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  5. 10

    開示された3回目の「森友文書」で発覚! 財務省「黒塗り」の“お寒い”内情