安倍派裏金事件「立件断念」報道で怒り拡大 SNSは《#検察がんばれ》→《#国税がんばれ》に

公開日: 更新日:

■裏金化したカネは今、どうなったのか。何に使ったのかも問われて当然

 裏金をつくっていたとされる安倍派所属の議員は収支報告書の「一斉訂正」を検討している、などと報じられているが、キックバックされた収入を今さら訂正しても、出金についても訂正しなければ帳尻が合わないのは子供でも分かる。裏金化したカネは今、どうなったのか。金庫にあるのか。何に使ったのかも問われて当然だろう。

 報告書に書かなくていい活動費といわれたため書かなかった──という言い訳は通じるのか。違法性を認識した上で収入を意図的に隠していたのだから脱税と指摘されてもやむを得ない部分もあるだろう。

 税理士法人などが公表している「脱税」の定義とは、「偽りその他、不正の行為によって税金の納付を免れ、または還付を受けること」で、国民に課せられた納税義務に反する行為だ。「現金取引による売り上げの除外や経費の水増し請求、二重帳簿などの行為が典型」といい、虚偽の過少申告や仮装・隠ぺいなどの悪質な脱税行為は重加算税が課せられる。

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