ヤクザよりひどい! 安倍派幹部の《会長押し付け&死人に口なし作戦》で昭恵夫人が“逆襲”に出る日

公開日: 更新日:

 問題発覚当時、《上納金に苦しむヤクザのよう》といった指摘があった自民党の派閥パーティーを巡る裏金事件。

 東京地検特捜部が政治資金規正法違反容疑で衆院議員の池田佳隆容疑者(57=自民党を除名処分)の逮捕に踏み切り、自民党に激震が走る中、渦中の安倍派(清和政策研究会)幹部について、《ヤクザより質が悪い》《義理も人情もない集団》との声が出始めた。

 11日付の毎日新聞が、安倍派の複数の事務総長経験者が特捜部の事情聴取に対し、パーティー券収入のノルマ超過分のキックバックの処理は、派閥事務局長から会長に直接報告される「会長案件だった」などと供述していることが分かった、と報じたからだ。

 特捜部は安倍派の事務局長兼会計責任者の男を、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記載)容疑で立件する方針を固める一方、同派の歴代の事務総長への聴取も続けている。

 政治資金規正法の時効にかからない2018年以降、下村博文元文部科学相(69)、松野博一前官房長官(61)、西村康稔前経済産業相(61)、高木毅前党国対委員長(67)が事務総長を務めているのだが、そろって「会長案件で私たちは何も知りません」というのは驚きではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する