重大事故を起こせば大金を失う…「自動運転」が免許証自主返納のカギを握る
「上なのか下なのか、はたまた右なのか左なのか、まったく見分けがつかない! なんでこんな問題を出すんだ! 分かるわけないだろう!」
いったいこれは何なのか。そう、これは運転免許センターでの「視力検査」である。アルファベットのCのマーク(ランドルト環)が近づいてきて、約2秒で答える。
「カープ? レッズ?もしかして中央大学?」
そんなことはどうでもいい。とにかく小さいしボケてるし、まったく見分けがつかない!
最近は高齢者による交通事故が増えている。年をとると認知・運動機能が低下し、重大事故を引き起こしやすくなるからだ。親子が亡くなった池袋暴走事故は記憶に新しいところ。
そこで警察が力を入れているのが、高齢者による免許証の自主返納だ。「運転すべきではない人」に対して、免許証の返納を促している。心配した家族からの相談も多いという。
なぜ、そんなに真剣なのか──。それは、万が一、重大事故でも起こしたら大変だからだ。本人のみならず家族をも巻き込み、人生が大きく狂ってしまう。なので、こういった「予防的措置」がとられている。
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