著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

「悠仁さまは東大に行かれた方が…」筑波大教授が懸念する2年前の“提携校進学制度”のいきさつ

公開日: 更新日:

 だが、男子はお茶大付属高に進学できない。「もはや待ったなしとなり、制度を使って筑付高に入った。学習院の選択肢はなかった」(同)という。

■筑付高を不合格になった受験生の親が明かす複雑胸中

 しかし、受験生やその保護者からすると、不公平感は否めない。悠仁さまが入学した一昨年、一般入試で筑付高を不合格になった受験生の母は「将来天皇になられる方だから多少の特別扱いはあって当然だが、みんながしのぎを削る入試でこうしたことがあってはならない」と不満を漏らす。もし悠仁さまが来年、筑波大に進学したら「この時のいきさつがいろいろ蒸し返される」と懸念するのは前出の教授だ。そこでキーパーソンとなるのが同大の永田恭介学長である。

「永田学長は提携校進学制度を主導した一人。悠仁さまが筑波大に入ってきたら、そのプロセスがいろいろ詮索されることになる」

 永田氏が学長に就任したのは13年。任期は21年3月までだったが、学内規則を変更。学長任期の上限を撤廃し、続投していた。

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