サクランボが異常気象で不作…一大産地の山形県が募らせる危機感、観光業への打撃も

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「栽培する品種を変えたり、畑が高温にならないよう対策を施したり、試行錯誤しています。不作が観光業に影響する可能性もあります。サクランボは気温が高いとそれだけ生育が早まり、収穫の時期が前倒しになるため、サクランボ狩りを楽しめる期間が短くなります。今後の天候次第ですが、観光客の受け入れを断らざるを得なくなることも予想されます」(商工観光課)

 そのうちサクランボが高根の花になってしまうかもしれないが、それでも食べたければこんな裏技があるという。

「サクランボ農家は人手不足で、収穫期にアルバイトを募集しています。それに応募するか、農作業と観光がセットになった『アグリツアー』に参加することで、規格外のものを安く食べられるかもしれません」(園芸大国推進課=前出)

 果実にありつくには汗を流さなければならない。

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