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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

新紙幣がついに登場したが…“便乗詐欺”にはくれぐれも要注意

公開日: 更新日:

 いよいよ新紙幣の発行だ。約20年ぶりの新しいお金。長年付き合った諭吉さんともサヨナラし、新しい恋人と出会う気分だろう。

 でも、第一印象は恐らく「怪しい人?」「んっ、オモチャ?」という感じになりそう。使っていくうちに慣れていき、徐々に「栄一・愛」が生まれそうだ。

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 そもそも何で新紙幣発行なのか?

 それは、第1に「偽造防止」という観点。透かしはもちろんのこと、角度によって見え方が違う3Dホログラム。世界初の技術だという。これによって将来的な偽造を防止し、「世界一安全な紙幣」を目指すことになる。

■「怪しいお金」の炙り出しも…

 第2に「旧紙幣の炙り出し」。家庭に眠っているタンス預金を世の中に流通させ、景気を浮揚させる作戦だ。

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