飲食業界は人件費削減に必死…時短と休みが多く思ったほど稼げない

公開日: 更新日:

 ところが事態が変わった。元木氏が高校時代の同級生にいきさつを話したところ、偶然にもA社のB役員と知り合いだった。同級生がB役員に元木氏を売り込み、「面談したい」との返答が得られた。

「フリーランサーとして仕事をもらえればと思ったんです」

 元木氏は東京帰りのデザイナーらしいオシャレないでたちでA社を訪問。50代のB役員にこれまで手がけたポスターやパンフレットなどを披露した。いずれもテレビでCMが流れている大手企業のものだ。

 B役員はそれらの作品をしげしげと見たあと、「元木さん。フリーではなく、当社に常駐してもらえませんか」と要請してきた。ハローワーク経由では門前払いだったのが一転して、月給25万円で働いて欲しいというのだ。

「先方は『東京で経験を積んだあなたみたいな人が欲しかった』というのです。ビックリしました」

 現在、元木氏は「事業部長」の肩書を与えられ、若手の指導をしている。

(林山翔平)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石原プロ「炊き出しの流儀」 被災地一番乗りがエラいわけではない

  2. 2

    橋上巨人が“不祥事”阿部前監督の遺産に助けられる幸運…“肝いり選手”が投打で躍動

  3. 3

    横浜流星「BL作品興味なし」発言に滲むプロ意識 「べらぼう」後初の民放連ドラ主演で注目

  4. 4

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  5. 5

    広末涼子「THE TIME,」での地上波復帰に驚き広がる ブーイングの中で8月6日に特別企画放送へ

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    自民税調会が紛糾し党内大荒れ! 高市首相「消費税減税」でいよいよトドメ…反対派議員が証言

  3. 8

    ポールの一曲一曲に足りないジョンの曲作りの不思議感覚

  4. 9

    『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』旧ソ連や黒人解放がインスピレーションを与えた時代

  5. 10

    大谷翔平は今季中の投手復帰どころか「二刀流消滅危機」…左膝に加え右腕の違和感を改めて露呈