外資系通販の大型倉庫では商品「万引」防止のために持ち物検査が厳しい
生活費などに困っている人には給料の前借り制度が用意されている。働いた翌日から借りることができるが、勤務時間かける700円が上限。1回借りるごとに440円の手数料を取られるため「頻繁に使わないほうがいい」との忠告を受けた。時給1450円と高給なため、金欠の多重債務者らが働いているのだろうか。
「かなり歩き回りますけど、大丈夫ですか?」
説明がひと通り終わり、改めて質問された。
「もし7時間働くとしたら、休憩時間を除いて7時間ずっと倉庫内を動き回ると考えてください。合計10キロほど歩くので体を使う仕事に慣れてないときついですよ。単純作業のため精神的な負担を受けることもあります」
最後に適性検査を受けさせられた。数分で終わるIQ検査のような内容だ。
面接が終わって世間話になった。山下さんによれば倉庫業界の人手不足はかなり深刻で「人の奪い合い状態です」という。それでも外資系企業は報酬に見合う労働量をしているかを厳しく監視している。
「コンピューター管理で、一人一人の労働の成果が数字として表れます。時間当たりどれだけ作業をしたかをチェックし、基準を満たせない人には次の契約はありません」
数日後「不採用」の通知が届いた。
(林山翔平)
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