上野動物園パンダ帰国…リーリー、シンシンにこれまでかかったお値段いくら?

公開日: 更新日:

 中国から貸与されていた上野動物園のジャイアントパンダ、「リーリー」と「シンシン」が9月29日に返還されることとなった。返還の理由は健康状態。2頭は昨年9月ごろから高血圧の症状が見られるようになっていたという。

「現時点での健康状態に問題はないですが、中国の専門家、日本側の専門家が協議したところ、今の健康状態のうちに生まれ育った中国の環境で治療を受けさせることが最善であるとの結論に至りました」(東京都建設局公園緑地部計画課)

 2011年に来日した「リーリー」と「シンシン」は、当初中国政府の委託機関である「中国野生動物保護協会」と東京都が10年間のレンタル契約を結んでおり、契約期間をさらに5年間延長していた。上野動物園はレンタル料を払ってパンダを借り受けていた。

「私どもとしてはレンタル料というよりもあくまでも(希少動物である)パンダの“保護資金”ということで中国の保護協会と協定を結び保護費用をお支払いしていました。原資は東京都の予算で議会の承認も得ています」(同前)


■レンタル料金1億円⁉

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  3. 3

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    (1)長嶋茂雄氏の「逆転巨人入り」は、銚子の料亭旅館の仲居さんの一言から始まった

  1. 6

    我が専大松戸がセンバツ王者で無敗の横浜に大金星も、達成感、喜びをあまり感じない理由

  2. 7

    永野芽郁「キャスター」“静かにフェードアウト説”一蹴!主演映画も絶好調で“稼げる女優”の底力発揮

  3. 8

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  4. 9

    長嶋茂雄さんは当然のように電車改札を「顔パス」しようとして、駅員に捕まった

  5. 10

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」