上野動物園パンダ帰国…リーリー、シンシンにこれまでかかったお値段いくら?

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 中国から貸与されていた上野動物園のジャイアントパンダ、「リーリー」と「シンシン」が9月29日に返還されることとなった。返還の理由は健康状態。2頭は昨年9月ごろから高血圧の症状が見られるようになっていたという。

「現時点での健康状態に問題はないですが、中国の専門家、日本側の専門家が協議したところ、今の健康状態のうちに生まれ育った中国の環境で治療を受けさせることが最善であるとの結論に至りました」(東京都建設局公園緑地部計画課)

 2011年に来日した「リーリー」と「シンシン」は、当初中国政府の委託機関である「中国野生動物保護協会」と東京都が10年間のレンタル契約を結んでおり、契約期間をさらに5年間延長していた。上野動物園はレンタル料を払ってパンダを借り受けていた。

「私どもとしてはレンタル料というよりもあくまでも(希少動物である)パンダの“保護資金”ということで中国の保護協会と協定を結び保護費用をお支払いしていました。原資は東京都の予算で議会の承認も得ています」(同前)


■レンタル料金1億円⁉

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