著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

元警視総監の“口先介入”で悠仁さま「東大受験」報道が激減…暗い影を落とす宮内庁の分断

公開日: 更新日:

 1日、悠仁さまの進学先の本命と目される東大の推薦入試の出願がスタートした。学校推薦型選抜なので、本人ではなく在学する筑波大付属高校がその候補(枠は4人)を絞って申請することになる。悠仁さまが希望を出してその枠に入れば、「執筆したトンボ論文の評価が高く、合格する可能性が高い」(東大理系教授)とみられている。第2候補の筑波大の推薦入試も1日から出願が始まった。

 まさに晴れの舞台へ踏み出す場面を迎えたわけだが、高揚感はまったく伝わってこない。「むしろ今、宮内庁は暗いムードに包まれている」と話すのは同庁OB。「警察出身の幹部の“お上”らしいアプローチに疑問の声が出て、庁内の分断を招いている」というのだ。

 西村泰彦長官、秋篠宮家側近トップの吉田尚正・皇嗣職大夫はいずれも元警視総監。悠仁さまの誕生日の9月6日に吉田大夫が進学先について「根拠のない情報が流れている」と発言。紀子さまの誕生日の同月11日には西村長官も同調するように「私も心を痛めている」と述べ、対応に乗り出す方針を明らかにした。

皇室報道に委縮する

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表の「質問主意書」がヤバすぎる! トンデモ陰謀論どっぷり7項目に政府も困惑?

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  1. 6

    フジテレビ「不適切会合」出席の福山雅治が連発した下ネタとそのルーツ…引退した中居正広氏とは“同根”

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    清原果耶は“格上げ女優”の本領発揮ならず…「初恋DOGs」で浮き彫りになったミスキャスト

  4. 9

    選管議論で総裁選前倒しでも「石破おろし」ならず? 自民党内に漂い始めた“厭戦ムード”の謎解き

  5. 10

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます