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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

丸美屋vsヤマモリ 秋に食べたい「釜めしのもと」コスパ&味を比較

公開日: 更新日:

釜めしのもと編

 秋の気配を感じるようになりました。スーパーには炊き込みご飯、釜飯の材料が並び始めました。とはいえ、お米はまだ高いですね。そのうえ、炊き込みご飯は、しいたけ、たけのこなど旬の食材と一緒に炊き込みますので、とてもぜいたく品かもしれませんね。そんな中、炊き込みご飯のもとはありがたいです。

 今回は丸美屋「とり釜めしの素」とヤマモリ「地鶏 釜めしの素」を比較します。MBA(経営学修士)を保有している私は市場規模が気になります。「釜めしのもと・炊き込みご飯」の市場規模は2021年で約200億円です。そのうち、丸美屋は約28%、ヤマモリは約14%のシェアを占め、1位、2位となっています。

 コロナ禍で、手の凝った料理をする人が増え、売り上げは増えていたのですが、このところ原材料が軒並み値上げされています。秋は短いし、すぐ鍋に移るでしょう。販売促進費も抑えられているし、高いお米よりも麺類に移行する家庭も多く、この秋の売り上げはそんなに増えないのでは……。まあ、人のことを心配するよりも、自分のことを心配しなきゃ。どっちがお得なのでしょう。

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