【独自】著者グループは架空? ベストセラー「反ワク本」に捏造疑惑浮上…製薬会社が調査結果公表へ

公開日: 更新日:

〈本書は突然亡くなった彼のことを忘れてはいけないと考える複数の現役社員で執筆しました〉

 しかしこのほど、Meiji Seikaファルマが「編集チームは存在しなかった」とする驚きの調査結果を公表する意向であることが分かった。

 悲壮な決意の「内部告発」の話題性で、発刊部数が少なかった当初は高額で転売されるほどだった「私たちは売りたくない」。その著者チームが存在しなかったとはどういうことなのか。

「書籍の発売後から、会社の評判を貶める行為と服務規程違反の疑いなどで内部調査が続いていました。その結果、もともと反ワクチン活動をしていた社員が1人特定され、著者だったことが判明したそうです」とMeiji Seikaファルマ関係者が明かす。

 つまり、チームを騙った一個人が書いていたというのだ。

■死亡した社員と接点なし

 さらに驚くべきことに、社内調査の結果では著者の社員とKさんとは面識がなかったという疑惑まで浮上している。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  2. 2

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 3

    橋本環奈『天久鷹央の推理カルテ』コア視聴率も低迷…パワハラ報道前からあった"上げ底人気"疑惑

  4. 4

    趣里と三山凌輝に結婚報道…“希代のワル”羽賀研二を彷彿とさせる男の登場に水谷豊どうする?

  5. 5

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  1. 6

    ベッキー不倫騒動が教訓 LINEはこうして筒抜けになる

  2. 7

    自民“裏金議員”西田昌司氏が沖縄戦に許しがたいイチャモン…次期参院選に推薦した公明は真っ青

  3. 8

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  4. 9

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  5. 10

    嵐「解散ビジネス」で荒稼ぎの皮算用…総売り上げは500億に? 2026年5月に活動終了