【独自】著者グループは架空? ベストセラー「反ワク本」に捏造疑惑浮上…製薬会社が調査結果公表へ

公開日: 更新日:

 当該社員がもともと反ワクチン活動をしていたとなれば、「製薬会社現役社員」として反ワクチン系の配信者らと近い匿名SNSアカウントは限られる。筆者はこの社員が運営していたとみられる動画チャンネルや、過去の出版物も掴んでいる。この界隈ではそれなりに名が通っていたが、現在は活動を停止しているようだ。

■大宣伝の版元の反応は…

 こうなると「私たちは売りたくない」も、反ワクチンのエコーチェンバー現象の延長線上で画策され、世に出されたものとの疑念も沸いてくる。

 版元はホームページで「医療業界内部の熱き良心が形となった1冊」などと宣伝。同僚の死を憂いて「編集チーム」が名付けられたエピソードなども詳しく説明している。新聞広告も次々に打たれ、この「告発」を肯定的に扱っていたメディアさえある。

 ワクチン接種の後に亡くなった社員がいたことは事実でも、その死を憂いた製薬会社の社員たちが立ち上がったかのような悲壮なストーリーが完全に虚偽だったとなれば、共感して購入した人への裏切りではないか。ハナから捏造であれば、あまりにも衝撃的な展開だ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    りくりゅう電撃引退も三浦璃来だけ競技継続の「ウルトラC」…ごく身近にも“前例”あり

  2. 2

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  3. 3

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 4

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  5. 5

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  1. 6

    木下グループにアスリート殺到 「社長自腹4000万円」だけじゃない驚きのサポート体制

  2. 7

    1ドル=160円にらむ円安進行に後手後手…日銀「4月利上げ後退」で庶民生活はジリ貧の一途

  3. 8

    桑田真澄氏が《ポスト阿部に浮上》の悪い冗談…ファンの期待と球団の評価には大きな乖離

  4. 9

    足元ではコメ値下がりも新たな問題が…加工米が4万トン不足で日本酒業界もピンチ

  5. 10

    玉川徹、橋下徹、杉村太蔵、カズレーザー…いま一番視聴率が取れるコメンテーターは誰?