「反ワク本」はデタラメだ! 標的にされた製薬会社Meiji Seikaファルマが調査結果を公表

公開日: 更新日:

 Meiji Seikaファルマのリリースによると、社内調査で判明した事実は次の通り。

▽書籍の執筆に関わった社員は1人のみ。著者として記載されている現役社員グループによる編集チームとされる「チームK」は実在しない

▽執筆した社員と「チームK」の由来とされる故人の元社員は、面識を含めて接点がなかった

▽執筆した社員は数年前からSNSなどを通じ、新型コロナワクチン接種に反対する動画などを複数回配信していた

▽執筆した社員はワクチン接種に反対する人物らと接点を持ち、別の書籍も共著していた

■社内有志の「チームK」は架空、ぼっち執筆

 つまり、ワクチン接種に反対する社員が“ぼっち”で「反ワク本」を出版し、騒ぎを起こしたということ。その内容を絶賛し、お墨付きを与えた国会議員もいる。Meiji Seikaファルマは問題の社員に対する処分には言及していないが、ただでは済みそうにない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景