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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

29カ国の超過死亡を分析…コロナワクチン接種が死亡率減少と関連

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルス感染症のパンデミックがもたらした影響は、国や地域によって異なります。2020年の統計データにおいて、同感染症による人口10万人あたりの死亡者数は、フィンランドやノルウェーなどの北欧諸国では10人未満であったのに対し、スロベニアやベルギーでは140人を超えました。

 そのような中、同感染症による超過死亡について、地理的な相違や要因を解析した研究論文が、欧州の地域保健に関する学術誌に、24年7月3日付で掲載されました。

 この研究では、欧州地域の29カ国を対象に、20~23年における同感染症のパンデミックの状況と、超過死亡が分析されています。

 本研究における超過死亡とは、感染症のパンデミック以前に観察された死亡率に対して、パンデミックが発生したことで死亡率が、どれほど超過していたかを意味する指標です。

 解析の結果、29カ国全体の超過死亡は、4年間の調査期間中に164万2586人と見積もられました。これは、パンデミックが発生しなかった場合と比べて死亡率が8%増加したことを意味します。

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