元兵庫県議の死をめぐり虚偽情報拡散…立花孝志氏は名誉毀損で立件なるか?若狭勝弁護士が見解

公開日: 更新日:

■真実相当性がカギ

「今回の件は名誉毀損に該当すると思います。ただ、立花氏が発信した内容について、真実であると信ずるに足る正当な理由や根拠があるのか。つまり、“真実相当性”の有無が争点になります。もちろん、初めから虚偽であることが分かっていながら発信していたとすれば、有罪になる。一方で、立花氏が『自分はこういう根拠があったので、真実だと思った』と、納得できる理由を説明できれば、罪には問われません」

 立花氏は20日までに、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。一連の投稿について「間違いでございました」と訂正、謝罪した。そのうえで「社会部的なニュースに詳しい人から情報が入り、県議会議員に詳しい人にも確認した」「真実相当性は自信があります」とも話していた。

 ただし、誰から「(竹内元県議が)県警に事情聴取を受けていた」と聞いたのか、具体的には説明していない。

「今後、立花氏がこの件で告発されるかもしれません。そうすると任意の取り調べを受けることになる。あとは立花氏がそこで話す内容次第で、状況は変わってきます」(若狭勝氏)

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?