三鷹「朝日湯」で大人のサ活に満足!ご主人の先見の明がスゴイ

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朝日湯(三鷹)

 JR三鷹駅南口から三鷹駅南の交差点を越えてすぐの「朝日湯」は1951年創業で、90年に「アサヒトレンド21」としてリニューアル。靴を脱ぎ、フロントでサウナ代込み入浴料950円を払うと、サウナ専用ロッカーキーとタオルセットを受け取った。「サウナは2時間制になります」とは2代目・藤田哲司さんの奥さま。

 早速、ピアノジャズが静かに流れる脱衣場で服を脱ぎ、浴場にお邪魔しま~す。お湯は5種類。まず42.5度の高温バイブラ風呂にザブンしてから、42度のジェット系2種へ。1つは冷水枕つきで尻や太ももにボボボのマッサージ風呂、もう1つは冷水枕つきで背中やふくらはぎなど刺激するジェット座風呂っス。季節に応じて温度が変わる低温風呂は、寒かったせいか42度。竹柵で目隠しされた露天の岩風呂41度に癒やされました。

「お湯はすべて地下約25メートルからの井戸水を使用しています」と気さくな藤田さん。滑らかな湯にボーッとしていると、おっと、いけねぇ。そろそろサウナタイムの始まり、始まり~。

 一般浴室の洗い場とは別に、サウナエリアにある専用洗い場3席はシャンプーなどのアメニティーを完備。すでに体を清めたボクは、パスしてサ室にレッツGO。

 オレンジ系耐熱タイルでカジュアルな室内は、ガス遠赤外線ストーブで90度に設定。ストーブを囲むL字2段ベンチは定員10人で、ベンチ上段にどっこいしょ。キレイに敷かれたマットはふかふかと気持ちよく、5年ほど前に張り替えたヒノキが香る。そこに脱衣場と同じジャズが流れ、まさに大人の空間。若いサウナーも多い中、目を閉じて気持ちよさげな紳士が絵になりますなぁ。59歳もサイコーっス。

 浴場を望む大きな窓から光を感じ、2つある5分計砂時計の1つをひっくり返す。じわじわとしたマイルドな輻射熱に体を包まれ、鼻の奥のチクチクも心地よく、2分ほどで全身玉汗状態。もう一度5分計をひっくり返し、7分ほどで汗ダラになりながら、ジャジーなサ活が楽しくて10分たっぷり満喫デス。

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