大阪万博「遠足」に教育的意義はあるのか? 団体受け入れの不備が次々露呈、教育現場は大混乱

公開日: 更新日:

 府教育庁は「4、5月に来場希望が集中して、割り振りの調整に遅れが出ているのは事実」(教育総務企画課)と話す。

 小学校低学年向けには体力などを考慮し、予約の必要がない「共同館」などを回る「モデルコース」が提示されている。こちらも指定された通りに回る必要はないそうだが、別の府内小学校ではこんなことがあった。

「教職員が指定されたモデルコースの下見に行くと、展示内容が子供には難解で、面白みにも欠けており、そのうえ移動距離も長かったようです。『子供には無理だ』と判断し、ルートの組み直しを迫られました。しかし、いざ当日会場に行くと、混雑のため予定したパビリオンに入ることができなかったとか」(大阪教職員組合の担当者)

 現場は相当、混乱したに違いない。

■ガンダムパビリオンで女子は意気消沈

 また、割り振られたパビリオンごとに人数制限があるため、生徒が希望するパビリオンに行けないなど不公平な状況にもなりかねない。

「ある中学校のクラスは、ガンダムパビリオンに行くことに決まりました。男子は狂喜乱舞し、女子は意気消沈したとか」(府内の地方議員)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    (1)東京・杉並区を流れる善福寺川周辺にも、「アサ」「ツル」「カマ」は湿地、「エコ」は川の入江を示す水害地名

  2. 2

    「あの人、もったいなかった…」ではもう遅い! 婚活男性を次々断る“ポイポイ婚活”女性の落とし穴

  3. 3

    荻窪「銭湯GOKURAKUYA」銭湯では珍しいセルフロウリュにウキウキ

  4. 4

    9月も漁獲量8割減…歴史的不漁で1匹400円のサンマに続き秋サケ・サバも全滅危機

  5. 5

    (2)「丸子「野毛」「等々力」など東京と神奈川で同じ地名 多摩川の氾濫で分断された水害の痕跡

  1. 6

    ドヤ街「山谷」の憩いの場・玉姫公園で見た異様な光景 「倒れている人がいるのが当たり前」という“異世界”を目の当たりに

  2. 7

    結核とは違う感染症「非結核性抗酸菌症」患者が増加…人からうつらないのに感染するのはなぜ?

  3. 8

    男女平等「世界117位」の日本、古代は先進国だった? 16代の天皇のうち8代が女性だった「女帝の時代」

  4. 9

    インナーパンツは「下着」ではない? その盗撮行為を裁判所はどう罰したか

  5. 10

    (4)大阪「梅田」は埋立地を示唆 東日本大震災で液状化した関東3エリアに共通する地名「日の出」が偶然でない理由

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA構想外の藤浪晋太郎を拾いそうな「意外な2球団」 “瀕死の剛腕”にはこれだけの魅力

  2. 2

    水前寺清子(4)気をつけていることといったら、「自分の心と違うことは言わない」ぐらいかな

  3. 3

    伊原陵人の女性トラブル報道と関係が? 阪神の若手有望株を巡る“不可解な塩漬け”

  4. 4

    DeNA藤浪晋太郎はたった1勝なのになぜ? 年俸「5000万→8000万円」大幅増のタネ明かし

  5. 5

    トランプ大統領がハシゴ外し! 高市首相“押しかけ外交”の赤っ恥…「中国は大戦時の同盟国」発言で面目丸潰れ

  1. 6

    藤島ジュリー景子氏「復権の宴」と、「死ぬほど悔しい」と今もむせび泣くジャニー喜多川氏性加害被害者の肉声

  2. 7

    『ペイパーバック・ライター』60年前の日本との実力差を感じる凝った機材セッティング

  3. 8

    錦野旦さん(1)勝新太郎さんに言われた「まねぶ」、ゴルフでもそれが大事だと思っています

  4. 9

    デカすぎた“ゾンビたばこショック”の余波…広島は左右エース&4番がそろってFA流出危機

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ