渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった
マイナカードは10年に1回、保険証としての利用に必要な電子証明書は5年に1回の更新が必須だ。会見した保団連副会長の井上美佐医師は、「今年度に電子証明書の更新が必要となるマイナカードは2768万件に上り、『有効期限切れ』はさらなる増加が懸念されます」と指摘した。
■渋谷と世田谷は「資格確認書」を一斉配布
ただ、潮目は変わりつつある。原則、マイナ保険証を持たない人に送付される「資格確認書」について、東京都渋谷区と世田谷区がマイナ保険証の有無にかかわらず、国民健康保険の加入者全員に一斉送付することを決めたのだ。
資格確認書を巡っては厚労省が先月3日、「75歳以上の後期高齢者」に限ってマイナ保険証の有無に関係なく送付する方針を示していた。ところが、渋谷と世田谷は“謀反”。国保加入者にマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」を認めたのである。
「役所窓口の混乱を防ぐためにも『加入者全員』に送る方が効率的です。マイナ保険証を持っているかどうかを仕分ける必要がなくなり、問い合わせが来ても『一応、2枚持っておいてください』と説明するだけで済みますからね」(保団連事務局次長・本並省吾氏)
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