“暗黙の了解”は通じない…「無常識」な新人社員を動かすひとつの方法

公開日: 更新日:

 連休明けに仕事を辞めたいと感じたことがある人は約6割──退職代行サービスを運営するWandering Seagullが20~35歳の社会人を対象に、GW明けに実施した「職場における退職意思表明の経験」に関する調査で、そんな結果が出ていた。

「今は転職先も選べる時代だから、〈すぐに辞めるという決断もできるんだろうな〉と、われわれ就職氷河期世代はうらやましくなりますね」と、IT関連企業の40代マネジャーがこう明かす。

「五月病は梅雨時季に悪化する危険があるので、新人が辞めないように必死にフォローするしかないんですが、厄介なのが非常識というより、そもそも一般常識という基準がない“無常識”な新人が多いこと。いくらこちらが〈普通に考えれば〉などとなだめすかそうとしても、その普通が通じないんです」

 先日こんなXのポストが話題になっていた。

〈入社1年目、会社がフレックスで、「特に決まった出社時間はありません」という上司の言葉を鵜呑みにして、毎日起床した時間(12時とか)に出社していたら、「普通は出社は9時~9時半です」と怒られが発生した。明文化されてないルールに弱すぎるから、初めから「9時に出社しろ」と言ってほしい〉

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差