“暗黙の了解”は通じない…「無常識」な新人社員を動かすひとつの方法

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 連休明けに仕事を辞めたいと感じたことがある人は約6割──退職代行サービスを運営するWandering Seagullが20~35歳の社会人を対象に、GW明けに実施した「職場における退職意思表明の経験」に関する調査で、そんな結果が出ていた。

「今は転職先も選べる時代だから、〈すぐに辞めるという決断もできるんだろうな〉と、われわれ就職氷河期世代はうらやましくなりますね」と、IT関連企業の40代マネジャーがこう明かす。

「五月病は梅雨時季に悪化する危険があるので、新人が辞めないように必死にフォローするしかないんですが、厄介なのが非常識というより、そもそも一般常識という基準がない“無常識”な新人が多いこと。いくらこちらが〈普通に考えれば〉などとなだめすかそうとしても、その普通が通じないんです」

 先日こんなXのポストが話題になっていた。

〈入社1年目、会社がフレックスで、「特に決まった出社時間はありません」という上司の言葉を鵜呑みにして、毎日起床した時間(12時とか)に出社していたら、「普通は出社は9時~9時半です」と怒られが発生した。明文化されてないルールに弱すぎるから、初めから「9時に出社しろ」と言ってほしい〉

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