羽曳野市立中央図書館(大阪府)古墳のまちの半地下に根ざす知の拠点

公開日: 更新日:

「ダルビッシュ有文庫」や「世界遺産関連コーナー」も

 館内はワンフロア構成で、蔵書数は約26万3000点。通路を挟んで北側に一般書、南側に児童書が並ぶ。一般書コーナーには、閲覧席が44席あり、そのうち30席はテーブル付き。別途設置された約20人が座れるうねりのある長ソファもあり、思い思いの場所で腰を据えて読書や調べものに専念できる。さらに、Wi-Fi環境も完備。利便性は申し分ない。

 また、「ダルビッシュ有文庫」も特色のひとつ。

「ダルビッシュ選手による『ダルビッシュ有子ども福祉基金』の活用により生まれたコーナーで、スポーツに関する児童書やティーンズ向けの図書を中心に構成されています。野球に限らず多種多様なスポーツ分野の本がそろい、子どもたちが自然にスポーツへ関心を広げるきっかけとなっています」(藤井館長)

 さらには、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録に合わせて「世界遺産関連コーナー」が整備された。国内外の遺産を扱った図書がそろい、館内にいながら「世界旅行」が楽しめる。もちろん、郷土資料コーナーも充実。約6000点の資料が、市の歴史や特産物であるワイン、ぶどう、いちじく、「なにわの伝統野菜」の認証を受けた碓井豌豆など幅広いジャンルをカバーする。

 館内の飲食は禁止。音やニオイに気を取られる心配はない。快適空間から地域に根ざし、誰もが気軽に立ち寄れる場所として、静かにその役割を果たしている。 (火曜掲載)

●住所 羽曳野市軽里1-1-1
●開館時間 平日10~20時、土日祝10~18時(休館日=月曜日、毎月最終の水曜日、年末年始、特別資料整理期間)
●アクセス 近鉄南大阪線古市駅から徒歩10分

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