「歌舞伎町弁護士」に聞く…なぜ、あえてややこしい世界に足を踏み入れたのか

公開日: 更新日:

「ホスト=悪」は行き過ぎ

眠らない街・歌舞伎町(C)共同通信社

 金と欲望が渦巻く東京、新宿・歌舞伎町──。風俗店やホストクラブがひしめき合うアジア一の歓楽街を根城にして、売買春、薬物、ぼったくり被害、美人局、詐欺など3000件以上の風俗トラブルを解決してきた弁護士がいる。なぜ、あえてややこしい世界に足を踏み入れたのか、人々はどんな目的でこの街に集まってくるのか。

  ◇  ◇  ◇

 ──どんな業種の弁護を引き受けているのですか。

 キャバクラ、ホストクラブ、性風俗店、アダルトビデオ、メンズエステ店などです。店からの相談だけでなく、店経由でキャストの個人的なトラブルの相談にも乗っています。被害者、加害者両方です。

 ──相談内容は主に何が多いのですか。

 風営法で摘発されるリスクがあるので、そうならないようにするにはどうしたらいいか、アドバイスを求められます。それから万が一、摘発された場合の対応です。 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り3,276文字/全文3,666文字)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 3

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  4. 4

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  5. 5

    高市新政権“激ヤバ議員”登用のワケ…閣僚起用報道の片山さつき氏&松島みどり氏は疑惑で大炎上の過去

  1. 6

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  2. 7

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  3. 8

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 9

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  5. 10

    「連合」が自民との連立は認めず…国民民主党・玉木代表に残された「次の一手」