薬局の責任? QR決済の不具合で不倫発覚…中国広東省で大騒動に

公開日: 更新日:

 ある不倫騒動が中国で注目を集めている。

 広東省陽江市に住む、ある既婚男性が8月11日に、市内の大参林薬店で15.8元(約320円)の避妊薬をQRコード決済で購入したが、システムの不具合で取引は不成立に。

 男性はそれに気づかずに店を出て行ってしまったため、薬局のスタッフは会員カードの電話番号に連絡を取って支払い請求をしたが……問題はその番号が男性の妻のものだったこと。妻から「何を買ったの?」と尋ねられたスタッフが、「避妊薬です」と正直に答えたため、男性の不倫が妻にバレてしまったのだ。

 男性は「微博(ウェイボー)」にこの出来事を投稿し、薬局の対応を猛批判。ダブル不倫だったようで「妻にすべてを知られ、2つの家族が崩壊の瀬戸際だ。薬局は責任を取れ」と主張した。男性は薬局を訴える準備を進めているという。写真は男性の投稿に添えられた避妊薬のレシートだ。

 投稿は急拡散し、中国のメディアも、「夫の秘密が薬局の電話で露呈」などとセンセーショナルに報じたため大きな話題となっている。

 もっとも男性に同情する声は少なく、〈不倫したあんたが悪い〉〈薬局の対応は普通だ〉と男性を批判する声が多く聞かれた。その一方で、プライバシー保護の観点から薬局の責任を問う意見も出ている。

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