一生ついて行きます! 職場にいた“理想の女上司”エピソード集「とにかく帰っていい」の言葉に泣いた…

公開日: 更新日:
コクハク

 あなたにとって「理想的な女上司」とはどんな人物ですか? 漠然としたイメージ、あるいは具体的な条件などはあるでしょうか。今回は、理想の女上司にまつわるエピソードを紹介します。

「この人についていきたい」と思った瞬間

1. 困ったときに助けてくれた

「接客系の仕事をしているのですが、働き始めてすぐに理不尽なクレーマーに遭遇してしまい困っていたところ、女性の上司がすぐにきて素早く対応してくれました。

 忙しいタイミングにも関わらず駆けつけくれたこと、うまく場をおさめてくれたところ、お客様には丁寧に対応しつつ、後から私に優しくフォローを入れてくれたところなど、すべてに感激。ああいう上司になりたいです」(25歳・販売)

【読まれています】賞味期限じゃない?ホステスが“客のボトル”を捨てるワケ。キープされる常連の条件

2. 権力に負けずに向き合ってくれた

「現場を知らない上層部からかなり無茶な指示を受けたとき、粘り強く上を説得してくれた女上司がいました。権力に屈することなく良い仕事をするために力を尽くし、私たち部下たちを守ってくれて…。その姿に思わず感動しちゃいました」(45歳・学芸員)

3. 努力をわかってくれた
「私の上司は普段はかなりクールで、注意も結構辛辣なタイプ。怖いと言う部下も多いんです。その一方、本人がどうしようもないことで理不尽な態度を取ったりはしません。

 部下の努力にはちゃんと気づいて、成功すると結果だけではなく心意気も評価してくれます。成果に直結しない地味な業務もやる気になりますね」(28歳・営業)

4. 仕事を任せてくれた
「私がやってみたいと常々言っていた仕事を覚えていて、『やってみる?』と任せてくれたのが嬉しかったです。

 指導はしてくれるけれど、こちらの裁量を大きく取ってくれて、成長の機会になりました」(32歳・編集者)

5. 飲み会で助けてくれた

「飲み会コミュニケーションが盛んな仕事をしていたとき、部下や同僚が飲みすぎないよう、さり気なく助け舟を出してくれる女上司がいました。

 空気を和ませるのがうまくて、飲まなくても不機嫌な人が出ないんです。同期はみんな見習っていました」(29歳・事務)

真似したい!そのスタンス

1. 性別のハンデに負けない

「差別はダメだと言われつつ、現実はやっぱり男女の違いはあります。私の職場は、まだまだどうしても男性の方が出世しやすいです。

 私の憧れている女上司は、性別のハンデに負けずバリバリ活躍&出世しています。とはいえ女性だけでチームを組むというより、『性別ではなく個人を見よう』というスタンスなので、男女問わず部下から好かれています」(34歳・人事

2. プライベートに理解がある
「部下のワークライフバランスを気にして、プライベートを犠牲にしないよう声がけをしてくれる女上司には頭が上がりません。

 以前家族に急病があったとき、『説明はあとでいいからとにかく帰っていい』と言って、その後の引き継ぎや連絡をすべて請け負ってくれたことがありました。

 後日も『お互い様、助け合おう』と言ってもらえたので、自分も誰かをそういう風に助けたいと思うようになりましたね」(28歳・エンジニア)

こんな女上司は嫌だ

 一方、上司には勘弁してほしいいうな女性も…。反面教師として見ていきましょう。

1. 部下の手柄を自分のものにする

「若手に投げっぱなしのくせに、いざ契約が決まると『あれは私が指導したからだ』と手柄を横取りするタイプの女上司が苦手でした。

 上に取り入るのは上手いけど、下を育てるのが下手というか、モチベを削いできて…理想の女上司の正反対の存在でしたね」(42歳・営業)

2. 人によって態度がかわる、贔屓をする

「昔、とにかく人によって態度が変わる女上司がいて苦手でした…。お気に入りの相手がわかりやすく、そうでない相手には適当で理不尽。非正規職員が多い仕事ですが、雇用形態で相手を見下しているのも丸わかり」(31歳・司書)

3. 気まぐれでシステムを変える
「出世欲が強く、気まぐれで現場のレギュレーションを変えようとします。

 自分が普段取り組んでいる分野ではないから、詳しいことはわからないはずなのに『自分はこうしてきたからこのやり方にして』とか『新しいやり方で効率化したい』とか。常に方針もブレブレなので、部下からはなめられていました」(28歳・営業)

理想の女上司に出会いたい!

 職場の雰囲気や、働く人のタイプによっても、理想の女上司像は違うかもしれません。あなたはどんな女上司が理想ですか?

(ライターKK)

(コクハク編集部)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち