中日・細川成也が現役ドラフト選手初の“大台”突破 評論家は「年俸2億円」にも太鼓判!

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 確かに夢はある。

 17日、中日の細川成也(27)が契約更改し、3800万円増の年俸1億3000万円でサインした。2022年のオフにDeNAから加入して3年目。現役ドラフトで移籍した選手としては初の1億円プレーヤーとなり、「崖っぷちから這い上がれた」との言葉に感慨がこもった。

 今季は右足の故障で約1カ月半も離脱したものの、チーム最多の20本塁打(打率.256、58打点)。移籍後3年で67本を積み上げた。

「今後、年俸は2億円台も十分に視野に入りますよ。本拠地のバンテリンドームには来季から、『ホームランウィング』が新設される。本塁からの両翼100メートル、中堅122メートルは変わらないものの、右中間と左中間はこれまでの116メートルから110メートルとなり、フェンスの高さも現在の4.8メートルから3.6メートルに大幅変更されます。その恩恵を最も受けるのが、細川ではないか。今季の20本塁打の内訳を見ても、左中間への一発が左翼への本塁打と並んで7本と最も多い。逆方向への一発は3本でこれも間違いなく増えるはず。本塁打王の可能性も出てきます」(評論家の橋本清氏)

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