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木村誠教育ジャーナリスト

教育ジャーナリスト。1944年、神奈川県茅ケ崎市生まれ。早稲田大学政経学部卒。学習研究社で「高校コース」「大学進学ジャーナル」編集部を経て、同誌編集長。著書に「沈む大学 伸びる大学」「大学大倒産時代」(ともに朝日新書)など。

(1)京大や阪大も導入決定 増加する「理系女子」枠は総合型選抜や学校推薦型選抜に多い

公開日: 更新日:

 私立でいち早く取り組んだのは、芝浦工業大で、理系女子育成のパイオニアだ。「理工系女子特別入学者選抜」を実施し、今や女子が入学者の4分の1を超えている。さらに入試での成績優秀な女子入学者100人以上に入学金相当(28万円)の奨学金給付もスタートさせた。

■一般選抜なら女子大も狙い目か

 26年1月でも出願が間に合う一般選抜で、もちろん理系女子の選択肢も多い。

 国立大なら、お茶の水女子大学の伝統の理学部と新しい共創工学部、奈良女子大学の新学部である工学部がここ数年、実績を積み上げつつあり、有力な選択肢となる。歴史が新しいだけにパイオニア精神で、学べるのもうれしい。

 私立女子大では、日本女子大建築デザイン学部が24年に学部として開設、前身の住居学科は妹島和世東京都庭園美術館館長などを輩出しており、伝統があるのは強みだ。

 27年度からの共学化を発表した兵庫県の武庫川女子大はスケールが大きく、学部構成も文系や医療系のほかに、建築学部だけでなく生活環境、社会情報、環境共生など文理融合の性格が強い学部も少なくない。

 また女子大として使命を再認識して情報発信をしている京都女子大のデータサイエンス学部にも注目したい。京女データサイエンス・AI応用基礎プログラムなど意欲的で、新しいタイプの理系女子を期待できそうだ。  (つづく)

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