高校の課外活動から見える「危険な学校」とは…死亡事故で揺れる同志社国際や北越は評判校だった

公開日: 更新日:

両校とも生徒をきちんと集める私立高校で課外活動に熱心

「夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド」の著者で、高校でも講演を行う教育ジャーナリストの石渡嶺司氏が言う。

「生徒をきちんと集めている私立高校で課外活動に熱心という共通点がありました。同志社国際は京都ではブランド力のある私立高校、北越高校は地元新潟ではスポーツ・進学ともに力を入れていることで有名です。ただ、生徒集めのために課外活動に力を入れることが、メリットとは限りません。特に部活動は強豪校ほど、長距離移動を必要とする練習試合や大会出場が伴う。ところが、どこも教員は不足しており、ここ数年、人件費・諸物価・光熱費が値上がりしているが、景気は悪いので保護者から追加徴収は難しく反発もある」

 結果、今回のレンタカー利用のような事態が起こる。同志社国際の問題も、「教員側に余裕がなく、研修旅行の大枠は昨年以前も同様の内容であることから、ルート確認などはいい加減になっていたとみられる」と分析する。子どもを預ける上で、危ない学校を見分ける方法はあるのか。

「課外活動が充実していたとしても内容とコストが見合っているか、部活動などのコストを誰が負担しているのか、保護者がきちんと見ていくしかありません。強豪校なのに極端に安い場合、カラクリがあるはずです」(石渡氏)

 HPなどで過去の活動報告をしっかり把握しておきたい。

  ◇  ◇  ◇

 学校関係者による不祥事については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。 

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    「コンサル」名乗るシニアは「ほぼ無職」 それでも「自分は現役ホワイトカラー」の仮面を外せないオジさんたちの終わりなき戦い

  2. 2

    税収が前年度比「9兆円増」の異様とカラクリ…恩恵なく生活が苦しい庶民から飛び交う怨嗟の声

  3. 3

    スマホ注文の「モバイルオーダー」はなぜ普及しないのか…マックやスタバでレジに行列ができる理由

  4. 4

    日本の女性差別を国連も憂慮…高市首相は女性のはずなのに、なぜ女性・女系天皇に反対なのか

  5. 5

    天皇皇后が訪問したオランダ・ベルギーの次期王位は「女王」に…欧州では男系優位の「サリカ法典」は過去のもの

  1. 6

    小室圭氏実家はポリスボックスで過去に物議…旧宮家の養子案「皇族になれる資格を持つ人間」が増えたら危惧されること

  2. 7

    高市首相が今上陛下を「こんじょうへいか」と呼んだのは「不敬」なのか?

  3. 8

    オランダ訪問の晩餐会での天皇のスピーチと雅子皇后…"旧宮家"に求められる「皇室外交」と担い手の難しさ

  4. 9

    なぜ女性天皇はダメなのか?旧宮家の養子案そのものが、女性・女系天皇を阻止するために生まれたものだ

  5. 10

    生成AIに乗り遅れるな!「AIコミュニティー」に50万円を一括払いする太っ腹シニアの焦り

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 2

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  3. 3

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  4. 4

    289億円負債で経営破綻した絆ホールディングスと政界の“不可解なキズナ”を福祉関係者が注視

  5. 5

    日テレが「news LOG」和久田麻由子を全面バックアップできない切実事情…佐藤栞里や有働由美子との決定差

  1. 6

    高市首相「中傷動画」への“追及地獄”継続確定! 与党の自民維新が大混乱で「会期延長」不可避

  2. 7

    「愛子天皇」潰しが国会の最優先法案? 麻生副総裁の野望に振り回される皇室と国民生活

  3. 8

    森保監督の「1年続投案」は消去法か…日本サッカー協会31億円赤字でクビが回らぬ懐事情

  4. 9

    本木雅弘の長男UTAがNetflixで俳優デビューも…“ガス人間”役への大抜擢は「また2世」か「実力」か

  5. 10

    田中みな実の結婚&妊娠で小芝風花、河合優実、長澤まさみの動向に芸能記者が熱視線のワケ