著者のコラム一覧
矢部万紀子

コラムニスト 1961年、三重県生まれ、横浜育ち。83年、朝日新聞社に入社。宇都宮支局などを経て88年、週刊誌「アエラ」の創刊メンバーに。「週刊朝日」副編集長、「アエラ」編集長代理、書籍編集部長などをつとめる。2011年、いきいき株式会社(現「株式会社ハルメク」)に入社、2017年まで、「いきいき」(現「ハルメク」)編集長。著書に『笑顔の雅子さま 生きづらさを超えて』『美智子さまという奇跡』『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』がある。

愛子さまのリンクコーデににじむ「皇室を担う」覚悟の表れ 皇室典範改正にご本人の心中やいかに

公開日: 更新日:

佳子さまは、皇室の中でできる限り自分を出そうと模索しているように見える。

 佳子さまはおしゃれだ。正装もすてきだし、プチプラファッションも着こなす。姉の小室眞子さんから譲り受けた服も身につける。今年4月に出版された『佳子さまファッションコンプリートBOOK』(主婦と生活社)を眺めていると、自然と笑みがこぼれてしまう。ジェンダー平等を意識したお言葉も述べる佳子さまは、皇室の中でできる限り自分を出そうと模索しているように見える。

 だから名古屋大学大学院教授の河西秀哉さんに、「愛子さまはリンクコーデだけで楽しいでしょうか?」と尋ねてしまった。学生に日々接し、娘の父でもある河西さんは、今どき母娘は服の共有も普通ですよ、と教えてくれた。そして河西さんの持論が、「令和のスタイル」だ。

 上皇さまと美智子さまが2人で活動するのが平成流だったとすれば、親子3人で活動するのが令和のスタイル。愛子さまもその一員として歩む覚悟を持っている。そういう見立てだ。

 なるほど、「リンクコーデ」が愛子さまの覚悟を表しているのだとすれば、全く違う見え方になる。親子3人、令和の道を歩む象徴がリンクコーデ、となる。

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