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坂田冬彦

1962年生まれ、神奈川県出身。役所勤めの後、憧れだった路線バス運転手に。60歳で定年退職。現在大型ショッピングセンターの施設警備員として奮闘中。

(2)駐車場はまるでゴミ捨て場! 不法投棄が絶えない

公開日: 更新日:

 それにしても、もし骨壺だとしたら、いったい中身はどうしたのだろうか。海にでもまいてしまったのだろうか。

 この「骨壺事件」の例に限らず、警備員の日々は「もう勘弁してほしい」と感じる出来事の連続だ。とにかく、職場の規模が尋常ではない。サッカー場7個分の敷地に1600台の車を収容できる駐車場、ディスカウントストアや大型スーパーマーケット、そして約50ものテナントが入っている。そんな巨大な施設なのに警備員はたったひとりなのだ。たまったもんじゃない。

 普通、この規模のショッピングセンターなら、通常は3人以上の警備員が常駐しているのだが、ここはディスカウントストアを中心としたショッピングセンターのせいなのかわからないが、警備員を増やす計画はなさそうだ。日給9450円で1日8時間、ボロ雑巾のようにヨレヨレになりながら働いている。これが60歳を過ぎて警備員として働く「私のリアル」なのである。

【連載】ショッピングセンター警備員 哀愁の日々

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