(2)駐車場はまるでゴミ捨て場! 不法投棄が絶えない
■「その桐の箱に入っているのは、もしてかして…
ある金曜日の夕方、私がいる防災センター兼インフォメーションセンターに、お客さまが来られた。「なんか気持ち悪い物が駐車場にある。何とかしてくれ」とのこと。現場に行くと、薄暗いところに50センチ四方の桐の箱が置いてある。そしてそのそばに香炉と燭台が置いてある。薄気味悪さを感じた私は一瞬血の気がひいた。勇気を出して桐の箱を開けてみた。すると陶器の壺が入っているではないか。「まさかこんなところに骨壺を捨てていったのではないだろうな」と薄気味悪さはさらに膨らむ。勇気を振り絞って壺のフタを開けてみた。中身は何も入っていなかったのでホッとした。
ただ壺の底のところに少し白い粉が残っている。「やっぱり骨壺かな」と思いつつ、壺の入った桐の箱と香炉と燭台を防災センターへ持ち帰った。
それを見た周りの人は「気持ち悪いから早く処分してくれ」と言う。たしかにその通りだ。私は燃えないゴミとして処分することにした。「合掌のひとつでもしないと罰があたる?」との思いも一瞬脳裏をよぎったが、そこまですることはないだろうと思った。

















