(2)駐車場はまるでゴミ捨て場! 不法投棄が絶えない
■「その桐の箱に入っているのは、もしてかして…
ある金曜日の夕方、私がいる防災センター兼インフォメーションセンターに、お客さまが来られた。「なんか気持ち悪い物が駐車場にある。何とかしてくれ」とのこと。現場に行くと、薄暗いところに50センチ四方の桐の箱が置いてある。そしてそのそばに香炉と燭台が置いてある。薄気味悪さを感じた私は一瞬血の気がひいた。勇気を出して桐の箱を開けてみた。すると陶器の壺が入っているではないか。「まさかこんなところに骨壺を捨てていったのではないだろうな」と薄気味悪さはさらに膨らむ。勇気を振り絞って壺のフタを開けてみた。中身は何も入っていなかったのでホッとした。
ただ壺の底のところに少し白い粉が残っている。「やっぱり骨壺かな」と思いつつ、壺の入った桐の箱と香炉と燭台を防災センターへ持ち帰った。
それを見た周りの人は「気持ち悪いから早く処分してくれ」と言う。たしかにその通りだ。私は燃えないゴミとして処分することにした。「合掌のひとつでもしないと罰があたる?」との思いも一瞬脳裏をよぎったが、そこまですることはないだろうと思った。
■関連記事
-
独身者5割時代へ あなたは結婚したい? 「あの人、もったいなかった…」ではもう遅い! 婚活男性を次々断る“ポイポイ婚活”女性の落とし穴
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 ドヤ街「山谷」の憩いの場・玉姫公園で見た異様な光景 「倒れている人がいるのが当たり前」という“異世界”を目の当たりに
-
人生100年時代の歩き方 林真理子が語る70歳のたしなみ【後編】日大理事長を引き受けて「こんなはずじゃなかった」と苦笑いした理由
-
地名で分かる災害リスク (1)東京・杉並区を流れる善福寺川周辺にも、「アサ」「ツル」「カマ」は湿地、「エコ」は川の入江を示す水害地名
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 これは「多死社会を先取りした街」の姿だ! 「地域全体が老人ホーム」になったドヤ街「山谷」で、オヤジさんたちがカラオケを楽しむ居酒屋に突撃してみた


















