3年前からデイサービスの運転手に…最高齢は74歳、仕事は変則的で休憩時間が長い
デイサービスの運転手編(上)
「高齢者のデイサービス 運転手募集」――。首都圏に住む柳田さん(仮名・67歳)がこんな求人を目にしたのは3年前のこと。
近所のドラッグストアの壁に貼られていた小さな紙切れだった。デイサービスは高齢者を一時的に預かり集団体操やウオーキングマシンなどで老化を防止してもらう制度。利用者がお茶を飲みながらおしゃべりすることも重要だ。柳田さんが言う。
「僕はドライバー経験はないけど運転が好き。近所に住む高齢者をデイサービスの施設に運ぶ仕事だから土地勘のある自分にピッタリだと思って応募しました」
以来3年間、週2回の勤務を続けている。自宅から施設までの通勤は徒歩6分だ。
仕事は変則的だ。朝7時半に施設に出勤し、8時から利用者6人の家を一軒ずつ回り、ピックアップして施設に送り届ける。この作業は30~40分で終わり、その後はクルマを洗う。9時にいったん帰宅して休憩。11時半にまた出勤し、午前中に送った6人を自宅に送り届ける。これで午前の部が終了だ。
すぐに午後の部が始まる。午前中と同じ要領で、別の6人の家を回って施設に送り、午後2時に終了。再び家で休憩し、午後4時半から5時半に6人を自宅に送り届けて、その日の仕事を終える。送迎人数は1日に12人。休憩中は無給だ。
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