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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

半導体・AI相場は終わったか? 納戸が「納戸ビル」へ進化している?

公開日: 更新日:

 投資家のメモリーは、果たして更新されているのか──。

 シニアの多くが体験した89年のバブル時代。その崩壊の“記憶”が鮮明に映り、亡霊のように蘇ってくる。

「異常な高値をつけたのはバブル。そしていったん崩壊すれば、10年は戻らない」

 でも、その恐怖は本当に正しいのだろうか。今回の株価下落も本当にあのバブル崩壊と一緒なのか──。

 結論から言おう。まったく同じではない。なぜならば、あの時代は実体を伴わない「ご都合主義」だったからだ。

 しかし、今回の半導体・AI企業の業績はしっかりと利益がついてきている。市場がその成長スピードに驚愕し、株価が後追いしているという実態がある。

 だから、われわれは今回の急落を“一時的な振れ”とみるのが正解だ。そのなかで良いシグナルとなっているのが、有名インフルエンサーのM氏やG氏の存在だ。

 彼らは“逆神”としてあがめられており、「買ったときが天井、損切りしたところが底」とされる。そして彼らが株価下落に耐えられず、「いよいよ損切りした」とネット界隈をざわつかせている。

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