仲良し高じ死に憧れ 「同情自殺」から我が子をどう救う

公開日:  更新日:

 今月9日、東京・品川区の公立中学2年の少女2人(ともに13歳)が駅のホームから飛び降りて死亡した。

 この痛ましい事故で指摘されているのが「同情自殺」だ。心理学博士の鈴木丈織氏によると、同情自殺は思春期の女性にみられる現象。1人が「死にたい」と言い出すと、もう1人も潜在的に抱いていた自殺願望を強めてしまうのだ。鈴木氏が言う。

「死んでも自分が悪いんじゃない、友情のためなのだという言い訳をしながら命を絶ってしまうのです。同情自殺の特徴は3点。衝動的に死の行為に及ぶことと、親の“早く学校に行きなさい”など、ささいな言葉で生きるのが嫌になること。そして、確実に死ねる方法を選ぶこと。仲良しが高じて、死への憧れがうつってしまうのです」

■小中一貫校の閉塞感も焦点に

 今回の件で見逃せないのが、2人の少女が通っていたのが品川区立の小中一貫校だったこと。実は品川区は小中の一貫校化を進めていて、すでに6校が存在する。ところが過去に、こうした一貫校の中学で中1男子が自殺する事件が2回起きている。そのため以前から「小中一貫校では中学に上がっても気持ちのリセットができない」と問題視する声が上がっていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    M-1芸人の暴言騒動で存在感 上沼恵美子の“女帝エピソード”

  2. 2

    お笑い界追放か とろサーモン久保田の“有名だった酒グセ”

  3. 3

    国家公務員ボーナス支給 実は日産ゴーン並みの“過少発表”

  4. 4

    暴言騒動の久保田&武智…“じゃない方”はブレークの好機か

  5. 5

    水道民営化で特需か 仏ヴェオリア日本人女性社長の“正体”

  6. 6

    許せないのは金本監督を切った後の阪神の「作法の冷酷」さ

  7. 7

    上沼恵美子に暴言 スーマラ武智「更年期」の致命的無理解

  8. 8

    長男が名門私立小へ 小倉優子“不屈のシンママ魂”で再婚も

  9. 9

    「興味ない」から余計に怖い…上沼恵美子“女帝”たるゆえん

  10. 10

    「第2の貴ノ岩」の懸念も…貴乃花が置いていった7人の地雷

もっと見る