著者のコラム一覧
ジェームス三木
1935年、旧満州・奉天(瀋陽)生まれ。大阪府立市岡高校を経て俳優座養成所に入るも、テイチク新人コンクールに合格し、歌手生活を13年送る。1967年「月刊シナリオ」のコンクールに入選し脚本家デビュー。NHK連続テレビ小説「澪つくし」など数多くのヒットドラマを手掛ける。舞台演出、映画監督、小説、エッセー、講演活動も。将棋アマ4段。
<第4回>男の口説きは打率より打席数に価値があるが…
公開日: 更新日:
その昔、渡辺淳一さんと飲んだとき、いわゆる濡れ場、ベッドシーンについての話になり、「経験したことしか書いてません」とおっしゃっていたのを思い出します。口説き上手で知られていた作家だけに、やっぱり空想じゃなかったんだと、尊敬の念を抱いたものです。
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