過去10年で断トツ 日本人が最も殺人被害に遭っている国は

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 バングラデシュの首都ダッカで、日本人7人を含む22人が死亡した。テロの脅威はいたるところにある。夏休みに海外旅行を予定している人は心配だろうが、気を付けなければならないのはテロだけじゃない。殺人やレイプ被害など、日本人は世界中で犯罪に巻き込まれているのだ。

■日本人が最も殺されるのはフィリピン

 外務省の最新データ(2014年海外邦人援護統計)によると、日本人の海外トラブルは、アジア地域(5985件、全体の33%)でトップ。次いで北米地域(5660件、31%)、欧州地域(4328件、24%)となっている。特に北米は前年比684件増だった。

 この年は殺人等の犯罪で9人が死亡。内訳はアジア地域が5人、北米地域が3人、中南米地域が1人となっている。アジアの殺人はすべてフィリピンだった。

 ある旅行代理店関係者が言う。

「過去10年以上、断トツで日本人が殺されているのはフィリピンです。被害者は、お金を持った中高年の男性が多い。日本のパブなどでハマって、リタイア後に渡航する。ただ、“夜の女性”にはバックがついていますし、銃の流通も盛んな国ですからね……」

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