生まれ変わった聖地花園の魅力<下>

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 しかも広い。面積は220平方メートルというから国内最大級だ。アスファルト舗装によるバリアフリー化もなされている。ラグビーファンの喫煙者にとってはありがたい空間だ。設置の狙いについてラグビー場関係者に聞いてみた。

「最近は受動喫煙防止対策が強化され、分煙が厳しくなっています。W杯に向けて国内だけでなく海外からも多くの観戦客がいらっしゃるなか、ラグビーを楽しむファンの方々にきちんとした喫煙所を整備しようということでJTさんの提案、寄贈を受け入れて設置しました」(東大阪市の担当者)

 ラグビーW杯や東京五輪に向けて、国だけでなく東京都をはじめ、さまざまな自治体で受動喫煙防止対策が強化され、法制化、条例化の動きが進む。大阪府も例外ではない。国よりも厳しい条例制定に向けた動きが進んでいる。そうしたなか、不特定多数の人が集まる場所では、受動喫煙防止対策のためにも場所に応じた喫煙環境の整備が求められている。花園ラグビー場の喫煙所は、喫煙者を一方的に排除するのではなく、きちんとした喫煙環境を整備することで、さまざまな層のファンが楽しめる競技場にしようという発想だ。幅広い価値観を認め合い、多様性を尊重する。社会全体がそうあってほしいものである。

(おわり)

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