睦月影郎
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睦月影郎

1956年横須賀生まれ。東海大中退。その後、柔道、剣道、バイト、ソープ通いに明け暮れる。合間に投稿小説を書き続け、24歳で作家デビュー、27歳で初の単行本。以後、官能小説の第一人者として驚異的な執筆活動を続けている。自伝的エッセーのほか、「ならやたかし」などのペンネームで漫画を描いていた時期もある。著書は600冊を超えている。

構想を練る幸福 小説の醍醐味は弱い男の願いを叶えること

公開日: 更新日:
睦月影郎氏(C)日刊ゲンダイ

 シニアになると若返りたいという願望を持ち、武道修行者は、ある日突然強くなれないものか、などと思う。

 もちろん日頃からトレーニングをして、若い肉体や強い筋力を鍛えていれば済むことなのだが、それが出来ないから人はさまざまな願望を持つのだ。

 私も柔道や剣道をしてきたが…

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