大麻使用で転落死したのは日大生だった…甘すぎる大学側の対応が招いた新たな悲劇

公開日: 更新日:

 また日大生だ。大麻を使用してビルの屋上から転落死した2年生の男子学生(20)は、ダンスサークルに所属。12日、ダンスサークルの発表会の後、40人あまりがビルのレンタルスペースで打ち上げのどんちゃん騒ぎ。その場で大麻を使用した学生は翌朝、路上で遺体で発見された。男子学生の尿からは大麻成分が検出され、自宅からも乾燥大麻が見つかった。

「もっとも転落死では2月にLSDに似た『1D-LSD』を使用した20代女性がマンションから飛び降りて死亡、昨年8月には台東区で同じ薬物を使用した男性が全裸で歩いているところを保護されています。この日大生も大麻以外の薬物を使用していた可能性があります」(捜査関係者)

■アメフト部は廃部一転、存続へ

 日大といえば、昨年のアメフト部の大麻騒ぎでは、当初、隠ぺい工作をしたものの警察の捜査で次々と発覚、部員とOB合わせて11人が逮捕や書類送検されている。日大理事会はいったんアメフト部の廃部を決めたものの、OBたちの声に押され存続が決まっている。

 そんな中途半端な結果の末の大麻転落死。日大は大麻に大甘。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾