旅好きの女性が“日本人男性”に望むこと。海外の男性との恋で衝撃を受けた決定的な違い
出会いはクラブで
海外を1人で旅行する女性が増えています。留学やワーキングホリデーなど、長期滞在する機会もあり、そうすると外国人男性と恋をすることも。
そして外国人と恋愛を経験すると、もう日本人男性に戻れなくなるほどハマる人もいるそうです。
【内藤みかのあたらしいのがお好き】
外国人にハマってしまったというアラサーのSさんは、「日本人では物足りなくなってしまった」とまで言います。
彼女が初めて海外男性を体験したのは、フィリピンに語学留学していた時でした。しかしお相手は同じ学校の生徒ではなかったのです。
「夜になり、気晴らしに女友達とクラブに踊りに行ったら、韓国の男性に声をかけられました。彼らも語学留学中で、お互いに異国でちょっと遊びたい気分だったのだと思います」(Sさん)。
開放感にハマる
誘われるままに知らない男性と関係を持ったのには、好奇心もあったそうです。その時は、相手はアジア系だったこともあり強いカルチャーショックは受けなかったが、お互いに片言の英語でコミュニケーションする体験にハマってしまいました。
それまでも日本のあちこちを旅し、各県の男性と関係してきたが、海外の男性を知ったおかげで世界が一気に広がったのだとか。
女としてランクアップ
「まず、自己肯定感が上がりました。海外の男性からも誘われたことで、女としてランクアップできたような気がして、気分が高揚したんです。そして世界には170カ国あり、その1カ国目の男性を知ったにすぎないので、これからもっと色々な国の男性を知ってみたいという欲も生まれました」(Sさん)。
そんな彼女が本格的に海外男性の良さに目覚めたのは、東ヨーロッパを旅した時のこと。
各国からの旅人が集うゲストハウスのような宿泊施設を利用し、そこでロシア系の男性と恋に落ちてしまったのです。
日本人よりも大きな愛情表現に衝撃
Sさんが衝撃を受けたのは、ベッドでのこと。日本人男性だったら背中を向けて眠ってしまうようなつれなさがあるのに、ロシア系のその彼は、感想を語り始めたのだとか。
「さっきはとても良かったね」と率直に伝えられ、彼はジェスチャーを交えて愛情を表現してくれたのです。日本人よりずっと愛情が大きいように感じられ、Sさんの気持ちもかなり盛り上がれたそうです。
日本人男性に感じる物足りなさ
Sさんはその宿泊施設に滞在中、彼に会って楽しんだと言います。お互いのことを話し合い、深く身も心も結ばれていきました。
「お互いに心も体もオープンになるという経験をしてしまったので、日本人男性には物足りなさを感じるようになってしまいました」と言うSさん。
そのロシア系男性とは旅の終わりに別れてしまったそうですが、この次も、恥ずかしいことも隠さずに話してくれる外国人男性と交際したいそうです。
「日本人男性はもっと鍛えてほしい」
外国人男性は鍛えている人が多く、筋肉がかなりあるのも、日本人とは違うと感じるそうです。最近は日本人も筋トレする人が増えてきましたが、まだまだだそうで、「太い腕に私がぶら下がれるくらい頑丈になってほしい」とSさんは願っています。
Sさんの外国人男性を求める旅路はまだ始まったばかり。この夏もまた外国に向かう予定です。
次の旅先は南米で、新たな出会いもあるといいなと胸膨らませています。確かに海外にも目を向けると、可能性はぐんと広がりそう。海外男子を恋愛対象に考える女性は今後増えるのかもしれません。
(内藤みか/作家)